EX9520シリーズは、RS232CとRS422やRS485で相互に変換を行う
シリアル変換モジュールです。
RS422対応の有無、絶縁位置の違いにより4機種のラインアップがあります。
通信速度は300~115200bpsの範囲で自動認識します。
RS485の長距離伝送可能な特徴を利用したRS232Cの長距離伝送にも
使用できます。(TxD、RxDのみ)
RS422対応の有無、絶縁位置の違いにより4機種のラインアップがあります。
※EX9520シリーズはPLC/PCなどRS232C側から電源を供給する場合にはRS422/485側が
絶縁されているEX9520RまたはEX9520ARを使用し、RS422/485側から電源を
供給する場合にはRS232C側が絶縁されているEX9520またはEX9520Aを使用します。
RS422 | RS485 | 絶縁 | |
EX9520 | - | ○ | RS232C側 |
EX9520A | ○ | ○ | RS232C側 |
EX9520R | - | ○ | RS485側 |
EX9520AR | ○ | ○ | RS422/485側 |
シリアルケーブルに乗ったサージなどから機器を保護します。
300bps~115200bpsのシリアル通信信号に対応しているため、多くの
機器で利用できます。
DC10V~30Vの電源入力に対応。幅広い電源電圧に対応しています
動作温度範囲-25~70℃に対応。氷点下になる屋外や冷凍室、高温となる車両や
屋外収容箱、ボイラー室などに設置が可能です。
標準でDINレール取付ブラケットと板面固定ブラケットを付属。
別途、取付金具などをご用意いただかなくても簡単に取り付けができます。
型 番 | EX9520 | EX9520A | EX9520R | EX9520AR |
インターフェース | RS232C(TxD,RxD,GNDのみ接続) | |||
RS485 | RS422/485(選択) | RS485 | RS422/485(選択) | |
絶縁位置 | RS232C側 | RS232C側 | RS485側 | RS422/485側 |
絶縁耐圧 | 最大DC3000V | |||
動作方式 | 2 線式半二重(RS485) | 4線式全二重(RS422) 2線式半二重(RS485) |
2 線式半二重(RS485) | 4線式全二重(RS422) 2線式半二重(RS485) |
通信速度 | 300~115200bps 自動切替 | |||
最大モジュール数 (RS485ネットワーク) |
同一ネットワーク内に最大256台 | |||
ケーブル接続端子 | RS232C:Dsub9ピン メス 電源、RS422/485:端子台ブロック接続 (ネジ式端子台 適合電線:φ0.5~2.5mm) |
|||
電源入力 | DC10~30V ※電源アダプターは付属しません。 | |||
消費電力 | 最大 2.2W | |||
動作環境 | 温度:-25~70℃ 湿度:5~95%(結露不可) | |||
外形寸法 | 72(W) x 26(H) x 118(D)mm | |||
質 量 | 約110g | |||
付属品 | 取扱説明書、DINレール取付ブラケット、板面固定ブラケット |
※「EX9520A」「EX9520AR」のRS422とRS485は内部基板上にあるJP1の差し替えで変更します。 (初期状態:RS485)
※ EX9520シリーズの上面は共通の表示であるため正式な型番は側面または底面にあるラベルでご確認ください。
型番が記載されているラベルの位置は次の画像を参考にしてください。
画像をクリックして拡大できます。