各種サージより機器を保護する交流電源用サージプロテクターです。
J1S-320V はAC100~320Vの電源で使用することができます。
AC電源コンセントに接続するだけで同系統のコンセントに
接続された機器を各種サージより保護します。
【梱包数量】
J1S-320V x1
AC電源コンセントに接続することにより、AC100~320Vで動作する機器を保護します。
ブレーカーの系統ごとにそれぞれの任意のコンセントにJ1S-320Vを接続してください。
一般家庭では各部屋に1個、保護対象機器が多い場合や事務所など
コンセントが多数ある場所では系統ごとに2~3個程度の取付が効果的です。
本体裏側に動作確認用のLEDが付いているため一目で交換時期がわかります。
SEAT(Surge Energy Absorb & Transfer)方式はサージのエネルギーを
一旦吸収してから電圧に変換して少しずつ放出する新方式です。
アース接地を行う必要がなく、接続するだけで効力を発揮します。
AC100~320Vの電源で接続されている機器を
誘導雷(LFS)、電源スイッチングによるサージ(PSS)、突入電流(SIC)、
電磁パルス(EMP)、連続した放電によるサージ(SSS)から保護します。
・「JIS C5381-1」相当のIEC規格「IEC 61643-1」に対応
コンビネーション波形(1.2/50μs、8/20μs)による試験で10kV/5kAに合格(クラスⅢ)
・「JIS C61000-4-4」相当のIEC規格「IEC 61000-4-4」に対応
従来の避雷器では取り除けないチャタリング・誘導性負荷回路のON/OFFに
よって生じるサージ・電磁パルス・スパークによるサージなどにも有効
型 番 | J1S-320V |
ケース素材 | プラスチック |
連続使用電圧 | AC100~320V 50Hz/60Hz |
サージ処理方法 | SEAT (Surge Energy Absorb & Transfer:サージのエネルギーを吸収し分散放出する方式) |
対象サージ | 誘導雷(LFS)、電源スイッチングによるサージ(PSS)、突入電流(SIC)、 電磁パルス(EMP)、連続した放電によるサージ(SSS) |
インパルス耐性 | コンビネーション波形 1.2/50μs±5%:10kV 8/20μs±5%:5kA (60秒間隔×10回以上) |
交流電源波形復元率 | 70%以上 |
アーク放電抑制率 | 70%以上 |
保護対象接続数 | 制限なし |
連続アーク放電耐衝撃機能 | J1S-320Vに直接800V以上の電圧をかけた場合に 残留アーク電圧を80V以下に下げて高周波インパルスの量を70%以上削減 |
EMPイミュニティ試験/吸収率 | 95%±2% 4.5kV 5/50ns EFT波形 (測定器設定:サンプリングレート50MS/s、1μs/div) |
残留サージ電圧 | 800V±20% (6kV/3kA以下のコンビネーション波形の場合) |
接地抵抗要求 | 無し |
接続ケーブル | 1本 電源プラグケーブル |
保護対象 | 単相交流 2線 L-N |
対応規格 | ANSI C62.41 カテゴリC、ANSI C37.90-1、 IEC 61643-1、IEC 61000-4-4、IEC 61000-4-5 |
動作環境 | 温度:-40~85℃ 湿度:35~95%(結露不可) |
外形寸法 | 48(W)×38(H)×28(D)mm (突起部含まず) |
質量 | 約83g |
付属品 | 取扱説明書 |
※記載IEC規格に該当するJIS規格は次の通りです。
IEC 61643-1 :JIS C5381-1 低圧配電システムに接続するサージ防護デバイスの所要性能及び試験方法
IEC 61000-4-4: JIS C1000-4-4 電気的ファストトランジェント/バーストイミュニティ試験
IEC 61000-4-5:JIS C1000-4-5 サージイミュニティ試験