各種サージより機器を保護するサージプロテクターです。
JPSB-B2-2-50 はアナログカメラの映像配線などで使用することができます。
従来とは全く異なるサージ吸収方式を採用しており接地をしなくても
効果を発揮します。
これまでアース工事が出来ずサージから保護できなかった
機器を保護することができるようになります。
サージプロテクターは保護したい機器のできる限り近くに設置します。
カメラを保護したいときにはカメラ側に、モニターやDVRなどを
守りたいときには、モニター/DVR側に設置します。
カメラ側、表示機器側の両側に設置するのがサージ対策の基本です。
【梱包数量】
JPSB-B2-2-50 ×1
従来のサージプロテクターでは必ず必要であった接地作業ですが
本製品はサージのエネルギーを吸収し、分散放出させるという新方式を採用しており
接地作業を行わず機器を保護することができます。
アナログカメラ映像配線で接続されている機器を
誘導雷(LFS)、電源スイッチングによるサージ(PSS)、
突入電流(SIC)、電磁パルス(EMP)から保護します。
誘導雷を想定した電圧波形1.2/50μs、電流波形8/20μsでそれぞれ6kV/3kAの試験に合格。
「JIS C5381-21」相当のIEC規格「IEC 61643-21」に対応。
(通信及び信号回路に接続するサージ保護デバイス カテゴリC2相当)
「JIS C61000-4-4」相当のIEC規格「IEC 61000-4-4」に対応。
型 番 | JPSB-B2-2-50 |
最大負荷電流 | 2.0A以下 |
通過周波数 | 100MHz以下 |
接続インピーダンス | 50Ω BNC端子 |
サージ処理方法 | SEAT (Surge Energy Absorb Transfer:サージのエネルギーを吸収し分散放出する方式) |
対象サージ | 誘導雷(LFS)、電源スイッチングによるサージ(PSS)、突入電流(SIC)、電磁パルス(EMP) |
挿入損失 | 0.5dB以下 |
公称放電電流 | 3kA |
インパルス耐性 | コンビネーション波形 1.2/50μs:6kV 8/20μs:3kA (非接地環境) |
EMPイミュニティ試験/吸収率 | 91%±2%以上 3kV 5×50ns波形 (非接地環境) |
電圧防護レベル | 300V以下 (6kV/3kA) |
接地抵抗要求仕様 | 無し |
保護対象 | 内部導体-外部導体 |
動作環境 | 温度:-40∼85℃ 湿度:35∼95%(結露不可) |
外形寸法 | 25(W)×25(H)×78(D)mm |
質 量 | 約50g±5% |
対応規格 ※ | ANSI C62.41 、ANSI C37.90、IEC 61643-21、IEC 61000-4-4、IEC 61000-4-5 |
接続端子 | BNCオス(OUT側)、BNCメス(IN側) |
※サージ混入の可能性がある伝送ケーブルを「IN」側に、保護対象の機器を「OUT」側に接続してください。
方向が異なると正常に動作しません。
※サージプロテクターのBNC端子に負荷がかからないよう接続するケーブルしっかりと固定してください。
※記載IEC規格に該当するJIS規格は次の通りです。
・IEC 61643-21 :JIS C5381-21 通信及び信号回線に接続するサージ防護デバイスの所要性能及び試験方法
・IEC 61000-4-4:JIS C61000-4-4 電気的ファストトランジェント/バーストイミュニティ試験
・IEC 61000-4-5:JIS C61000-4-5 サージイミュニティ試験