各種サージよりネットワーク機器を保護するサージプロテクターです。
従来とは全く異なるサージ吸収方式を採用しており接地をしなくても効果を
発揮します。
これまでアース工事ができずサージから保護できなかった
機器を保護することができるようになります。
オルタナティブA専用タイプ「JPOE-B2-1-A」も数量限定で
ラインアップしております。
サージプロテクターは保護したい機器のできる限り近くに設置します。
カメラを保護したいときにはカメラ側に、モニターやDVRなどを
守りたいときには、モニター/DVR側に設置します。
カメラ側、表示機器側の両側に設置するのがサージ対策の基本です。
【梱包数量】
JPOE-B2-1 ×1
従来のサージプロテクターでは必ず必要であった接地作業ですが
本製品はサージのエネルギーをアースへ逃がさず蓄積して少しずつ放出する新方式(ピン1-2、3-6間)を採用しており
接地作業を行わず機器を保護することができます。
※ピン4/5-7/8間(電源系統)は従来方式のバリスタによる保護を行っています。
10/100BASE機器を誘導雷(LFS)、電源スイッチングによるサージ(PSS)、
突入電流(SIC)、電磁パルス(EMP)から保護します。
また、PoE及びPoE Plusによる電源供給に対応しております。
コンビネーション波形(1.2/50μs、8/20μs)による試験で6kV/3kAに合格。
「JIS C5381-21」相当のIEC規格「IEC 61643-21」に対応。
(通信及び信号回路に接続するサージ保護デバイス カテゴリC2相当)
「JIS C61000-4-4」相当のIEC規格「IEC 61000-4-4」に対応。
PoE/PoE Plusを使用したイーサネット信号配線にも使用することができます。
本製品はDINレール台座が付属しておりDINレールに装着することができます。
また、DINレール台座は取り外すことができ、ネジによる固定も行うことができます。
型 番 | JPOE-B2-1 | |
最大負荷電流 | 1.0A以下 | |
最大連続使用電圧 | 最大DC57V | |
対応PoE規格 | IEEE802.3af , IEEE802.3at | |
通信速度 | 10BASE-T/100BASE-TX | |
挿入損失 | 0.5dB以下 | |
公称放電電流 | 1kA | |
保護対象 | ピン1-2間、3-6間 | ピン4/5-7/8間 |
インパルス耐性 | コンビネーション波形 1.2/50μs:6kV 8/20μs:3kA (10/700μs:5kV) |
8/20μs:6kA |
EMPイミュニティ試験/吸収率 | 91%±2%以上 4.5kV 5×50ns波形 | − |
電圧防護レベル | 300V以下 (2kV/1kA) | |
接地抵抗要求仕様 | 無し | |
動作環境 | 温度:−40∼85℃ 湿度:35∼95%(結露不可) | |
外形寸法 | 本体:39(W)×23(H)×83(D)mm DINレールアダプター:44(W)×72(D)mm | |
質 量 | 約52g±5% | |
対応規格 | ANSI C62.41 、ANSI C37.90、IEC 61643-21、IEC 61000-4-4、IEC 61000-4-5 | |
接続端子 | RJ45ジャック(8心)×2 全結線(ストレート) |
※サージが混入する可能性があるケーブル を「IN」側に、保護対象の機器と接続するケーブルを「OUT」側に接続してください。
※PoE Plus対応のためDC57Vまでの電圧は通過します。誘導・短絡等による低い電圧は防ぐことができませんのでご注意ください。
※本機にLAN配線を延長する機能はありません。本機器前後のLANケーブル長及び挿入損失を考慮した
余裕のある設計を行ってください。
※オルタナティブA専用タイプ「JPOE-B2-1-A」も数量限定でラインアップしております。