【特徴】

• PoE同軸伝送

PoE/PoE Plusの電力とデータ通信を同軸ケーブルを利用して最大600m伝送します。
アナログカメラ からIPカメラへの更新を行う際に既存の同軸ケーブルをそのまま使用することができます。

• イーサネット同軸伝送

接続先機器にPoEによる電力供給を行わずデータ通信のみの場合は最大1,000mまで伝送できます。

• PoE/PoE Plus機器へ電源供給

PoE Plus(IEEE802.3at)スイッチやインジェクターを使用することにより
IPカメラなどのPoE機器に最大20Wの電力を供給できます。(200m伝送時)
※供給可能電力は接続する機器により変動します。
詳細は仕様内【受電機器への供給可能電力　(両端LANケーブル5mの場合)】をご参照ください。

• 大容量給電

給電機器にPoEカメラ専用スイッチ「SW105」を使用することにより2台のカメラへそれぞれ最大21Wまでの給電を行うことができます。
PTZカメラなどの消費電力が高い機器を動作させることができます。(600m伝送時)
※供給可能電力については仕様内【受電機器への供給可能電力　(両端LANケーブル5mの場合)】をご参照ください。

• 電源アダプターによる動作

IPC-600PはPoE/PoE Plusまたは電源アダプター(DC48～56V)の接続により動作することができます。
IPC-600P-T(NetWork Side)へ電源アダプター(DC48～56V)入力を行った場合でも
IPC-600P-R(Camera Side)とPoE/PoE Plus対応機器へ電源を供給します。(600m伝送時最大21W)
そのため、PoE非対応のイーサネットスイッチなどを使用している場合でも
PoE/PoE Plus対応機器を使用することができます。
※IPC-600Pで使用できる電源アダプターとして「EA10682R-560」をご用意しております。

• 最大通信速度100Mbps

5C-FBで 最大600m、5C-2Vで最大500mの配線で最大100Mbps(実効約90Mbps)の通信速度を実現します。
通信速度はIPC-600P-R(Camera Side) ⇔ IPC-600P-T(NetWork Side)の双方向で同等です。
※最大速度は伝送方向に関係なく同じですが双方向で同時に伝送を行う場合は合計値が上記の値となります。

• 取付金具

IPC-600P-T(NetWork Side)/IPC-600P-R(Camera Side)へ専用のL型金具(型番：IPC-600P-MT 別売)を
使用することにより板面への個別設置に対応することができます。
【IPC-600P-MT梱包内容】
固定用金具 x2
取付用ネジ x4



※IPC-600P-MT 1セットでNetWork SideかCamera Sideどちらかを固定することができます。
　 NetWork SideとCamera Sideどちらも固定が必要の場合はIPC-600P-MTを2つお求めください。

• 19インチラックマウントパネル

専用19インチラックマウントシャーシ(型番：IPC-600PK 別売)を使用することにより
最大16台のIPC-600P-T(NetWork Side)を収納することができます。


• 簡単接続＆設定

IPC-600Pの接続端子はRJ45とBNCコネクターで構成されており簡単に接続することができます。
また、本体の設定も一切ないため設置、接続後すぐに使用することができます。

• 幅広い動作範囲

IPC-600P-R(Camera Side)は動作温度範囲は-10～60℃と
空調の効かない場所などでも設置することができます。