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【PAT5-C3-16-250】
交流電源用SEATサージプロテクター
各種サージより機器を保護する交流電源用サージプロテクターです。
PAT5-C3-16-250 はAC100～250V電源で接続されている機器に
使用することができます。
従来とは全く異なるサージ吸収方式を採用しており接地をしなくても
効果を発揮します。
これまでアース工事が出来ずサージから保護できなかった
機器を保護することができるようになります。
【特徴】
- 接地工事が不要
- 各種サージから接続機器を保護
- 高い保護能力
従来のサージプロテクターでは必ず必要であった接地作業ですが
本製品はサージのエネルギーを吸収し、分散放出させるという新方式を採用しており
接地を行わず機器を保護することができます。
AC100～250Vの電源で接続されている機器を
誘導雷(LFS)、電源スイッチングによるサージ(PSS)、
突入電流(SIC)、電磁パルス(EMP)から保護します。
誘導雷を想定した電圧波形1.2/50μs、電流波形8/20μsでそれぞれ8kV/4kAの試験に合格。
「JIS C5381-21」相当のIEC規格「IEC 61643-21」に対応。
(通信及び信号回路に接続するサージ保護デバイス カテゴリC2相当)
「JIS C61000-4-4」相当のIEC規格「IEC 61000-4-4」に対応。
【使用例】
- アース工事が難しいまたは不可能な場所での保護
- 山間部やゴルフ場など落雷が多発する地域での配線
【仕様】
| 型 番 | PAT5-C3-16-250 |
| ケース素材 | プラスチック |
| 最大負荷電流 | 16A±5% 単相 3線 |
| 最大連続使用電圧 | AC100∼250V 50Hz/60Hz±5％ |
| 最大利用電力 | 4kW |
| サージ処理方法 | SEAT (Surge Energy Absorb Transfer：サージのエネルギーを吸収し分散放出する方式) |
| 対象サージ | 誘導雷(LFS)、電源スイッチングによるサージ(PSS)、突入電流(SIC)、電磁パルス(EMP) |
| 最大電流時温度(モジュール) | 55℃未満 |
| 公称放電電流 | 10kA |
| コンビネーション波形 (1.2/50μs - 8/20μs) |
10kV / 10kA |
| サージ吸収率 | 98%±2％ 1.2×50μs,10kV / 8×20μs,5kA コンビネーション波形(非接地環境) |
| サージによるAC波形への影響 | 10ms以下 |
| AC波形補正能力 | 2サイクル未満(1∼3Aの場合) |
| EMPイミュニティ試験及び吸収率 | 95%±2%上 4.5kV 5×50ns EFT波形(非接地環境) |
| 電圧防護レベル | 780V以下 |
| 接地抵抗要求仕様 | 無し |
| 保護対象 | 線間(L-N)、対地間(L-G及びN-G) |
| 動作環境 | 温度：-40∼85℃ 湿度：35∼95％(結露不可) |
| 外形寸法(W×H×D)mm | 41×39.5×78 |
| 質 量 | 190g±5% |
| 対応規格 ※ | ANSI C62.41 カテゴリC3 ANSI C37.90-1、IEC 61643-1 IEC 61000-4-4、IEC 61000-4-5 CNS14676-4、CNS14676-5 |
| 端子台接続 | 5端子 (L-in,N-in,G , L-out,N-out) |
| 防塵防水規格 | IP68 |
※サージ混入の可能性がある伝送ケーブルを「IN」側に、保護対象の機器を「OUT」側に接続してください。
方向が異なると正常に動作しません。
※アースがない場合、「G」端子への接続は不要です。
※記載IEC規格に該当するJIS規格は次の通りです。
・IEC 61643-1：JIS C5381-1 低圧配電システムに接続するサージ防護デバイスの所要性能及び試験方法
・IEC 61000-4-4：JIS C61000-4-4 電気的ファストトランジェント／バーストイミュニティ試験
・IEC 61000-4-5：JIS C61000-4-5 サージイミュニティ試験
【接続例】
接続例はクリックして拡大できます。
【接続詳細】
【カタログ】
